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人気アイドル・舵木まぐろさん急逝、関係者絶句 母報告「あまりにも突然」「心が押し潰されそう」

   モデル・歌手・アイドルとして活動していた舵木まぐろさんが亡くなったことが2023年1月24日、舵木さんの母のツイッターで伝えられた。本人の誕生日である21日に亡くなったという。

   舵木さんはアイドルオーディション「ミスiD 2019」で「サバイバル賞」を受賞した経験がある。同オーディションは、アイドルの戦慄かなのさんや、俳優の玉城ティナさんなど、多くの人気タレントを輩出している。

  • 舵木まぐろさんのツイッター(@keymaglogical)より
    舵木まぐろさんのツイッター(@keymaglogical)より
  • 舵木まぐろさんのツイッター(@keymaglogical)より
  • 舵木まぐろさんのツイッター(@keymaglogical)より
  • 舵木まぐろさんの母のツイッター(@keymaglogical)より

「本来なら喜ぶべき、誕生日の日に亡くしてしまいました」

   舵木さんの母は、「皆様にお知らせがございます。突然ですが、娘が亡くなりました。本来なら喜ぶべき、誕生日の日に亡くしてしまいました。あまりにも突然で、親より先に失う覚悟など当然無くて心が押し潰されそうです。生前は、皆様に愛されて幸せだった事がTwitterからも伝わって来ます。本当にありがとうございました」と伝えた。

   「今回の件でご迷惑をお掛けしてしまったお仕事の関係者の皆様に、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と関係者にお詫びも。「皆様には、可愛らしい娘の思い出を忘れないでいただきたく思います。また、個別にお返事をする事、詳しい内容を伝える事は控えさせていただきます。生前の娘の素敵な写真を撮影してくださった方々、思い出を残していただき本当にありがとうございました。大切にします。娘を愛してくださった、全ての人に感謝しております。ありがとうございました」ともつづっている。

   舵木さんのツイッタープロフィールによると、誕生日は1月21日。12日には、28日に開催予定だった自身の誕生日イベントを告知しており、亡くなる前日にあたる20日には「猫起こしてしまったら『プ』て言われた」と、和やかな日常を絵文字を添えて伝えていた。

「すごく不思議で特別な女の子でした」

   舵木さんは21歳でアイドルオーディション「ミスiD 2019」にエントリーし、「サバイバル賞」を受賞。18年夏に配信されたオーディションの自己PR動画では、アルバイトで納棺師の経験があることなどを語っていた。

   「ミスiD」実行委員長の小林司さんは24日にツイッターを更新し、「お母様のツイートの通り、舵木まぐろさんが亡くなりました。誕生日でした。すごく不思議で特別な女の子でした。まだ何と言っていいかわからないです」と胸中を明かした。

   小林さんは、オーディション当時のウェブサイトで、舵木さんについて「148cmというのがいつも信じられない。それほどに存在感がある女の子。存在感で言えば、今回個人的にナンバーワン」と賛辞を送り、「綺麗なルックスはあくまで借り物で、魂が息して生きてる感じ」「サバイバル賞は個人的には文句なしです」と太鼓判を押していた。

   「ミスiD 2020」で、実行委員特別賞に輝いた俳優・歌手の夕月未終(ゆづき・みお)さんも、ツイッターで「一緒にライブ活動をしておりました舵木まぐろが亡くなりました。お母さまからご連絡があり事実と確認しております。生前は大変お世話になりました」と謝意をつづった。

   舵木さんの友人だというモデルのLIQさんは、「友人の舵木まぐろが亡くなりました。僕の人生の中で1番の、本当に大切な友達でした。こんなかわいくて素敵で唯一無二な女の子が、僕を気に入ってくれて、たくさん仲良くしてくれて、本当に幸せでした。楽しかった思い出の全部にまぐがいます。まぐはいっつも、ちょっとだけ俺の先にいるんだよな」と生前の日々を振り返った。