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「めっちゃ下見てくる」 人気女性YouTuber、産婦人科でのセクハラ被害告白「本当に気持ち悪い」

   カップルYouTuber「のりぽんチャンネル」が2023年2月9日に公開した動画で、彼女のぽんさんが産婦人科でセクハラ被害に遭ったことを明かした。

  • ぽんさんのインスタグラム(ponchi_noripon)より
    ぽんさんのインスタグラム(ponchi_noripon)より
  • ぽんさんのインスタグラム(ponchi_noripon)より

「下着を履いてないで、足が広がった状態で...」

   「のりぽんチャンネル」は、彼氏ののりさん、彼女のぽんさんによるカップルチャンネル。「2人の陽気な日常姿で小さな幸せをお届けします!」として、カップル企画やドッキリなどを投稿している。チャンネル登録者は45万人以上だ。

   セクハラ被害について語ったのは、9日公開の「産婦人科であったセクハラについて語ります」とする動画だ。

   生理痛が重いためピルを服用しているというぽんさんは、処方を受けるため2~3か月前に産婦人科を受診したという。内診のため下着を脱ぎ、内診台に座った状態で待っていた際のことだ。

「今回何が起こったかっていうと、今回担当したその先生が、4?50代くらいのおっちゃん先生だったんだけど。私は下着を履いてないで、足が広がった状態で、何の断りもなしに(カーテンを)シャー! って開けられて」

   男性医師に顔を遮るためのカーテンを断りなしに突然開けられ、違和感を覚えたという。これまでも、エコー写真などの確認のため短時間カーテンを開けられることはあったが、毎回ではなかったうえ、配慮もあったとした。

   突然のことに驚いたと語るぽんさんに、のりさんも「えぇ!?」と驚いた様子で相槌を打った。

「急になんか目と目があっちゃうみたいな。『えっ? えっ?』と思うじゃん。逃げようがないのよ。椅子に固定されてるから。すんごいびっくりして」

   他に看護師などのスタッフはおらず、2人きりの状況。そのまま男性医師に顔を見られつつ、内診台に座ったままの状態で問診をされたと振り返った。

「画像とか見せられるのかなと思ったけど、ただ開かれて。体感10分、実質3~4分」
「絶対この体勢でこの感じでやることないし、開ける必要も全然ないじゃん。めっちゃ目見ないで下見てくるの。マジで気持ち悪いじゃん。こっちもうどうしようもないのにさあ」

   看護師が来るタイミングでカーテンを閉められたという。ぽんさんは「何を見てるのと思う。本当に気持ち悪いんだよね」と出来事を振り返った。

   ぽんさんは「産婦人科の先生で、男性の医師の方で、ちゃんと、すごいむしろ親身になってくれる方とか。すごい気使ってくれる方とかいるから、別にそれはいいんだけど」とするも、今回の件を思い出すと言葉にしづらく、なかなか動画にできなかったとした。

「全員の男の先生がそういうのじゃないよ。ぜんぜん、全く」

   帰宅後、のりさんが一連の出来事をクリニックに話すと、病院からは謝罪があったという。「普通はそんなことはないです」として、本来であれば内診中にカーテンを開ける際は断りを入れる上、ずっと開けた状態で話し続けることはないという説明があったとした。

   ぽんさんは5年ほど通っているクリニックだったが、こうした経験は初めてであり、その男性医師の診察を受けるのも初めてだったという。その後、再度受診した際、病院に男性医師の姿はなく、名簿も消えていたとした。

「結論から言うとね、その医師は消えてました。抹消されてましたね。もうホームページからも消え」

   ぽんさんは何度もクレームを入れるなどしていないとして、「同様の被害があったんだろうね」と推測していた。

   ぽんさんは、こうした一部の問題ある医師がいることで、産婦人科受診のハードルが高くなってしまうのではないかと語り、

「こういうこともあるんだと覚えておいて。全員の男の先生がそういうのじゃないよ。ぜんぜん、全く。むしろ女の先生より男の先生の方が優しかったって話も聞くから、ほんとに行く時は口コミとかめちゃめちゃ調べて行って」

とアドバイスした。