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日大教員、パリでPC盗難被害→学生ら655人分の個人情報漏洩 大学謝罪「心よりお詫び」

   日本大学(以下、日大)は2023年2月20日、同学に所属する教員がフランス・パリで個人所有PCとUSBメモリの盗難被害に遭い、学生・OB含む655人分の個人情報が漏洩したとして、公式サイト上で謝罪した。

  • 日大教員がパリでPC・USB盗難被害…個人情報漏洩で謝罪(日大公式サイトより)
    日大教員がパリでPC・USB盗難被害…個人情報漏洩で謝罪(日大公式サイトより)
  • 日大教員がパリでPC・USB盗難被害…個人情報漏洩で謝罪(日大公式サイトより)

「再発防止対策を早急に実施」

   日大は20日、公式サイト上で「ノートパソコン及びUSBメモリの盗難に伴う個人情報漏えいについて(お詫び)」と題した文書を掲載。「このたび、本学教員の個人所有のノートパソコン及びUSBメモリがパリ(フランス)で盗難被害に遭いました」と報告した。発表時時点で、第三者への個人情報流出や不正使用は確認されていないという。

   盗まれたPCとUSBには、生物資源科学部に平成16年度から現在までに在籍していた人の個人データ271人分(学生証番号、学生氏名、成績評価及び令和2年度以降に提出されたレポート)と、国際関係学部に平成16年度から平成23年度までに在籍していた人の個人データ384人分(学生証番号、学生氏名及び成績評価)が含まれていた。

   日大は「このような事態を招いたことにつきまして、御迷惑をお掛けした学生の皆様をはじめとする関係者の皆様に対しまして、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。今後は「本学では、今回の事態を重く受け止め、深く反省し、再発防止対策を早急に実施するとともに、教職員に対して、今一度、個人情報の適正な取扱いを周知徹底いたします」とした。