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Jリーグで異常事態?川崎、湘南、C大阪、清水「不良ユニホーム」相次ぐ クラブ謝罪、対応追われる

   サッカー・Jリーグのサポーターから購入したユニホームの苦情が続出し、各クラブが対応に追われる事態となっている。

  • 各クラブの発表
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  • 川崎フロンターレウェブサイトより

「信頼を裏切ってしまいました」

   J1・川崎フロンターレは2023年2月14日、発売していた今シーズンの1stユニホームの一部に縫製の不具合が見つかり、購入者に謝罪した。

   メーカーであるプーマジャパンから「製造工場における襟部分等の縫製不具合が発生」「その縫製不具合を発見すべき検品において不徹底があった」と報告があり、対応方針を追って伝えるとした。トラブルにより、一般販売の延期も決まった。

   翌日には、J1・湘南ベルマーレが▽背番号とネーム部分に気泡、汚れ、欠け、傷▽エンブレムや星の欠落(未圧着)▽ユニホーム本体のほつれや汚れ――と不良品の混入を発表し、補修または交換すると謝罪した。

   しかし、17日には「再納品された商品が、補修されておらず、再びそのままの状態で(購入者に)納品された事例が確認されました」とオペレーションのミスまで発生し、「度重なる不手際により、クラブを支えていただいている皆さまの信頼を裏切ってしまいましたこと、本当に申し訳ございません」と再謝罪した。

   2月20日には、J1・セレッソ大阪、J2・清水エスパルスが、特別加工のユニホームで「圧着回数の差異により商品の見え方が異なる事象」を把握したとし、両クラブが謝罪した。

   SNSでは不具合を報告するサポーターが多数見つかり、クラブ側の対応の遅さや説明不足に不満をぶつける人も少なくない。