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「タイタニック」鑑賞270人からチケット代過徴収 「料金設定に誤り」ユナイテッド・シネマ店舗謝罪

   シネマコンプレックス大手のユナイテッド・シネマ(東京都品川区)は、「ユナイテッド・シネマ幕張」(千葉市美浜区)で2023年2月10日~20日に上映した『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』を鑑賞した一部観客からチケット代を400円分多く徴収していたとして、同店の公式サイト上で2月27日までに謝罪した。

   現在、返金対応を実施している。

  • 「タイタニック」鑑賞料金で約270人から過剰徴収、ユナイテッド・シネマ幕張が謝罪(公式サイトより)
    「タイタニック」鑑賞料金で約270人から過剰徴収、ユナイテッド・シネマ幕張が謝罪(公式サイトより)
  • 「タイタニック」鑑賞料金で約270人から過剰徴収、ユナイテッド・シネマ幕張が謝罪(公式サイトより)

大学生料金で総額約11万円分

   ユナイテッド・シネマ幕張の公式サイトの発表によると、チケット代を多く取っていたのは、対象期間中にU-ONLINE(インターネットチケット購入)か、劇場の自動券売機で販売していた「タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター」の大学生向け料金。専用3Dメガネ代を含む料金が、本来なら1900円のところを2300円で販売、また3Dメガネ代を含まない料金が、本来1800円のところを2200円で販売していた。

   ユナイテッド・シネマの広報担当者は27日の取材に、過剰徴収の対象客は約270人で、徴収総額は約11万円だとした。過剰徴収の原因は「チケット販売端末に入場料金を設定する際の入力、確認ミス」だったという。

   ユナイテッド・シネマ幕張は発表を通じ、「当劇場でのチケット料金の設定に誤りがあり、一部のお客様から、本来よりも過剰な料金を頂戴していたことが判明いたしました」とし、「対象のお客様には深くお詫び申し上げますとともに、差額を返金させていただきたく、お知らせ申し上げます」と謝罪。未返金の利用客には、「大変お手数をおかけいたしますが下記の劇場窓口(劇場名:ユナイテッド・シネマ幕張 電話番号:043-213-3205)までご連絡くださいますようお願い申し上げます。(上映回のチケット半券を保管いただきますよう、合わせてお願いいたします)」とした。