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骨折でもWBC出場、源田壮亮の状態は大丈夫なのか 世界一に大きく貢献も...西武ファンから心配の声

   侍ジャパンがWBCで09年の大会以来14年ぶりの頂点に立った。

   2023年3月30日に開幕するプロ野球のシーズンでも、代表メンバーの活躍が期待されるところだが、心配な選手たちがいる。西武の源田壮亮と山川穂高だ。

  • 源田壮亮(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
    源田壮亮(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • 源田壮亮(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

源田の状態は大丈夫なのか

   源田は侍ジャパンで「不動の遊撃手」として活躍が期待されたが、1次ラウンドの韓国戦で二塁へ牽制で帰塁した際に右手を痛めて負傷交代した。診断結果は「右手小指骨折」。戦列を離れることが予想されたが、その後もチームに帯同。準々決勝からスタメンに復帰し、試合に出続けた。

   遊撃の守備で再三好守を見せ、打撃でも出塁率.471と下位打線でチャンスメーク。縁の下の力持ちとして支え続けた。ただ、気になるのは患部の状態だ。

   在京球団のトレーナーは「WBCはアドレナリンが出ているので戦えた部分はあるが、本来なら治療しなければいけない。骨折と言っても完全に折れていたり、ヒビが入ったり剥離していたりと色々なケースがある。いずれにせよ、無理はさせられない」と話す。

「山川は振り込んで仕上げていくタイプ」

   西武で「不動の4番」を務める山川は、WBC本大会でスタメン出場が1次ラウンドのチェコ戦のみだった。代打の切り札として待機し、準決勝・メキシコ戦は左犠飛で勝利に貢献。いたし方ないことだが、シーズンを考えると実戦での打席数が例年より圧倒的に少ない。

「山川は振り込んで仕上げていくタイプ。エンジンがかかるには少し時間が必要でしょう。替えが利かない選手なので開幕からスタメンで起用すると思います」(スポーツ紙記者)

   SNS上では西武ファンから「世界一はうれしいけど、ケガをした源田と試合に出ていない山川が心配」「源田は長期離脱を覚悟しないと。松井稼頭央監督も悩ましいでしょう」などのコメントが。西武を象徴する2人の選手が、1日も早く本来のコンディションを取り戻すことを願うばかりだ。(中町顕吾)