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ミャクミャクぬいぐるみが大人気! 公式HPでは4分弱で完売&再販予定...広報「予想を大幅に超えるペース」

   2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみが公式オンラインストアなどで販売開始したが、早くも売り切れになっている。

   購入できた人は「めっちゃかわいい」などとSNSで報告する一方、「売り切れ早い...」「欲しかったな」と悔しがる声も相次いでいる。

   ミャクミャクのぬいぐるみは何故人気なのか。J-CASTニュースは2人の購入者と、ミャクミャクなどを使用したライセンス商品の制作や販売などを行う事務局の2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィス(2025MLO)広報に詳しい話を聞いた。

  • 今回販売された「公式ライセンス商品第1弾」(2025MLO提供)
    今回販売された「公式ライセンス商品第1弾」(2025MLO提供)
  • 今回販売された「公式ライセンス商品第1弾」(2025MLO提供)
  • 今回話題になったミャクミャクのぬいぐるみ(2025MLO提供)

「ぬいぐるみは絶対に欲しい!」

   2025年4月13日~10月13日に開催される大阪・関西万博。公式キャラクター「ミャクミャク」は、「細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物」と公式サイトで紹介される。

   発表された当初は「かわいい」「とても好き」などと賛成する声が上がる一方、「好きになれない」「なんだこれ」と反対する声も上がっていた。しかし、2023年4月までには「ミャクミャク様」と呼び名が定着するなどの人気を博している。

   こうした中、ミャクミャクを使用した「公式ライセンス商品第1弾」が、あべのハルカス近鉄本店(大阪市)や大丸東京店(東京都千代田区)などの店舗で4月12日から販売。オフィシャルオンラインストアでも13日14時から販売された。

   ラインナップは、ぬいぐるみ、トートバッグ、フェイスタオル、Tシャツなどだ。特にSNSで話題になったのは、自立式のぬいぐるみ(税込価格3960円)。公式オンラインストアで販売開始された直後に売り切れるほどの人気ぶりだった。

   あべのハルカス近鉄本店で購入した人は、取材に「元気に動くミャクミャクをテレビなどで拝見し、どんどんかわいく思えてきました。ぬいぐるみは絶対に欲しい!と思いました」と理由を明かす。発表当初は「正直かわいいとは思いませんでした笑」としつつも、ミャクミャクの魅力について「どこを見てるかよくわからない表情、丸いおなかと丸いお尻、いびつな輪郭。ぜんぶかわいいです」と述べている。

   大丸梅田店(大阪市)で購入した人は、「友人に頼まれたのが直接の理由ですが、実物の出来が実に良かったので自分の分も買いました」と取材に回答。発表当初から「ロゴデザインを活かした上で、可愛さ、ブキミさがバランスよくデザインされている」と思っていたという。

「当初の予想を大幅に超えるペース」

   2025MLO広報は17日、ミャクミャクのぬいぐるみは公式サイトで販売開始してから「わずか4分弱の間に完売となってしまいました」と取材に明かす。全店舗でも完売になっているという。

   何故ミャクミャクは人気になったのか。ミャクミャクを目にする機会がニュースや街中で増えたことや、着ぐるみのミャクミャクが登場する各地のイベントが増えたことが要因ではないかと指摘する。

「もしかしたら、ミャクミャクをはじめは奇妙に感じられていた方たちも、だんだんとその容姿に慣れ、徐々に親近感を抱きつつ、不思議と可愛く感じられるようになり、近づきたい存在となってきているのかも知れません」

   ぬいぐるみが人気商品になっている理由については、「机の上に立てて飾っていただいても良し、枕元に置いていただいても良しと、程よい手ごろなサイズ感と、ぬいぐるみの完成度が、購入したい気持ちを高めていると思われます」と説明している。

   公式サイトでの販売開始から「当初の予想を大幅に超えるペースで、ぬいぐるみ以外のミャクミャクグッズも続々とご購入いただいている」と述べる広報。「ぜひとも再販を予定させていただきたく、1日でも早く、ひとつでも多くのぬいぐるみを、多くのミャクミャクファンにお届けできるよう、最善を尽くしております」としている。

   17日の取材時点では「具体的な日時についてはお伝えできない」としているが、18日に公式サイトを確認すると「近日販売」と表示されている。