J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

遮音性能の高い床材を採用 ミサワホーム

   ミサワホームは2007年12月3日、騒音を減らした快適な暮らしを提供するため、遮音性能の高い床材として、トヨタ自動車製の「床制震ダンパー」を用いた高遮音床を、賃貸住宅に採用すると発表した。08年1月から、アパートなどで使い始め、4月以降は戸建て住宅にも採用する方針。価格は8畳あたり約15万円から。年間300棟の搭載を目標にする。

   集合住宅での遮音性能については、フローリングの浸透などもあって、上下階の騒音が指摘されることが多かった。ミサワホーム総合研究所が遮音性能の向上のために多くの実験を重ねていた。今回採用したトヨタ製の床制震ダンパーは、直接的には床振動を低減するものだが、床衝撃音対策としても十分効果があることが確認されたという。