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「i MiEV」の実証走行試験を開始

九州電力向け「i MiEV」(実証走行試験車)
九州電力向け「i MiEV」(実証走行試験車)

   三菱自動車は2008年2月13日、電気自動車「i MiEV」の実証走行試験車10台を九州電力に引き渡した。九電は支店や営業所に配備し、実際に業務車両として使用する。三菱自動車は実証走行データをもとに、早期の実用化をめざす。
     「i MiEV」は、軽自動車「i」をベースとし、高性能リチウムイオン電池と小型・軽量モーターを搭載している。九電に対しては、2007年3月に1台を引き渡し、先行試験を続けていた。今回の実証試験は共同研究の第2段階。電池やモーターを改良し、一充電走行距離を先行試験車より30kmプラスの160kmに伸ばした。

   三菱自動車は電力各社と共同研究しており、2008年2月6日には東京電力に対して実証試験車10台を引き渡している。