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テレビの「ギャル=おバカ」像にちょっと待った!!

   最近、「ギャルタレントが増えましたね」という話題をよく聞きます。

   その中には、まぁ、ぶっちゃけ

   「ギャルタレント? どこが??」

   って思う人もいますが、TVって不思議なもので「ギャルタレント」として露出していればいるほど、だんだん「ギャル」に見えてくるんですね~。

   というのは、私の勝手な思い込みかと思ってたんですが…
   これが、案外私だけの思い込みじゃないのでは? って最近感じてます。

若い、派手、元気・・・

TVに出てくるギャルのイメージって・・・
TVに出てくるギャルのイメージって・・・

   ギャル曽根さんや若槻千夏さん、木下優樹菜さんなどなど、ギャルタレントと呼ばれる方々がTVなどで活躍しています。

   そもそもTVが描く「ギャルとはこういうもの」という姿と、ギャル自身が考えるギャル像との間には大きな違いがあります。多くの方はTVの見方に近いのではないでしょうか。

   「TV的ギャル」は、若い女性で「少し派手なファッション」「少し派手なヘアスタイル」「元気で明るい」、そして「おバカキャラ」というのが共通してるような気がします。

   最近では特に「おバカキャラ」が強調されていて、いろんな番組で見かけます!

   インターネットが普及したとはいえ、やっぱりTVの影響力は絶大です。「ギャル=おバカ」という図式をいつの間にか視聴者の頭の中へすり込んでいるんじゃ?? って思っちゃいます。

   もっとも、かつては実際に「派手で、おバカキャラで」という部分もありました。
   昔のギャルはわざと「空気を読まない」「おバカな行動、目立つことをする」という事がギャルっぽさを表す象徴と考えていたんです。

ギャルも時代とともに変化する

   しかし今のギャルは、"空気を読めて"尚且つ大人の人と会話を合わせられて、賢く振舞えてこそギャルだ、と受け止めてます。
   ギャルも時代によって日々変化しているんです。

   ギャルの子達は300~5000人も集客する規模のクラブイベントやダンスイベント等を年間で300以上開催する力がある子もいるし、営業力や企画力、経営力に関して大人顔負けの行動と知識を持っている子もいます。

   もっとも、「軽そう」「だらしない」というネガティブなギャルイメージは、テレビの中で少しは減ってきた気もします。「頑張る若者やギャル」を取り上げる番組もときどきは見かけるようになりました。

   とは言え、まだまだ「リアルなギャルの姿」とはどうしても大きな開きがあると思います。

   メディアのギャルイメージがリアルと「統一」される日は来るんでしょうか???

シホ有限会社G-Revo 蘭


シホ有限会社プロフィール

シホ有限会社G―Revo
ギャル社長こと藤田志穂さんが2005年に19歳で起業した会社。ギャルに対する偏見やネガティブイメージを払拭しようと活動中。藤田社長は、講談社から「ギャル革命」を出版、ブログ「☆ギャルの革命☆」も更新中。ギャルでも、いやギャルだからできる! とギャルに特化したリサーチや企画・開発、プロモーションを行っている。ギャル100%会員サイトGRP(ギャル・リサーチ・プレス)のプロデュースもしている。