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脈あり?イマイチ?気になるメールの「恋率」診断

   意中の人からのメールを分析し、「脈ありメール」か「イマイチメール」か診断してくれる無料サイト「恋率」が2008年6月9日にオープンし、話題を呼んでいる。

   診断したいメールの本文をコピーし、フォームに貼り付けて診断ボタンを押すと、自動的に「脈あり度」「イマイチ度」の数値が表示される。最大値はそれぞれ10だが、感情の高ぶりなどで10を超えることもあるようだ。

   開発したのは、人工知能を用いて様々なソフトを開発するボランティア団体「尤」(ユウ、茨城県つくば市)の柳澤英一氏だ。開発したきっかけについて、柳澤氏は

「意中の人からのメールを脈ありか脈なしか判断できず、脈がないのにアタックをしてふられたという苦い経験から、今回、客観的に診断できるサイトを開発した」

と説明する。

   システムの原理は、メールの特徴を抽出し、脈ありかイマイチかに分類するというもので、「スパムメールのフィルターと似ている」という。
   テストサービスとして3カ月間提供し、ユーザーの反響次第で継続するかどうかを決める。

「今度また誘ってくださいね」はイマイチ度10

   「恋率」は携帯向けサイトだが、パソコンからもアクセスできる。J-CASTモノウォッチ女性記者が簡単な文面で試してみたところ、こんな結果になった。

「今度また誘ってくださいね」→脈あり度0、イマイチ度10
「お疲れ様でした。今日は色々とありがとうございました」→脈あり度2、イマイチ度5
「迷惑をかけちゃってごめんなさい。でも、助かりました」→脈あり度2、イマイチ度5

   これらは「イマイチ」な場合だ。一方、「脈あり」メールと診断されたのは・・・・・・

「今日は楽しかった。また会いたいな」→脈あり度6、イマイチ度0
「おいしいケーキのお店があるんだけど、一緒に行かない?」→脈あり度8イマイチ度5
「元気?何してるの?」→脈あり度11、イマイチ度0

   個人のブログには実際に使った感想が書き込まれていて、「おもしろい」「参考程度にはなる」といった意見が見られた。なかには本命の相手に送るメールを作成するのに、参考にする人もいるようだ。

意中の人からのメールを分析する
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