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藤子Aマンガ「夢魔子」、ケータイで無料配信

デジタルカラー化に対応した作画のこだわりも見所のひとつだ
デジタルカラー化に対応した作画のこだわりも見所のひとつだ

   ソニー・デジタルエンタテインメントは2008年6月25日、ケータイコミックサイト「まんちゅ」で、藤子不二雄(A)氏のオリジナル作品「夢魔子 ―ココロの夢、かなえます―」の配信を開始した。

   藤子不二雄(A)氏は『忍者ハットリくん』や『笑ゥせぇるすまん』などを代表作に持つ現代マンガ界の巨匠のひとり。藤子A氏の大ファンを自認する同社の福田淳社長が長年交渉を続け、ようやくコミック配信の実現にこぎつけた。

   「夢魔子」は1972年、学研「中三コース」で5ヶ月間にわたり連載されたマンガ。今回はこの話を元に、藤子A氏が新たにケータイコミック用のオリジナル作品を書き下ろした。ナゾの美少女・夢魔子が、人のココロにひそむ闇を解放してゆく1話完結の物語で、『変身』『城』『脱皮』の全3話から成る。

   1話はおよそ30コマだが、1日1コマずつサイト上で公開してゆく。全部公開された後で、表紙も含めた全93コマを通しで見ることができるようになる。閲覧は無料。