サッカー界のスーパースター、ロナウジーニョ選手が2008年7月1日、東京・代々木で日本の子供たちとプレーした。「夢をあきらめないで、サッカーを続けてほしい」と子供たちに熱いメッセージを送った。
ロナウジーニョ選手は、契約するナイキのアジア訪問ツアーの一環として来日。代々木公園サッカー場で行われたエキシビションマッチに、スペシャルゲストとして登場した。
サッカー好きの少年少女の中から選ばれた10人の子供たちと即席のチームを結成。人気サッカー漫画「キャプテン翼」の作者である高橋陽一さんや元日本代表の中西永輔さんたちのチームと対戦した。
サッカー場の周囲には大勢の子供たちが座り、憧れのスターに熱い視線を送る。ロナウジーニョ選手は子供たちに向かって、
「僕は、ボールがあるからこそ、サッカーがあるからこそ、サッカーが好きだからこそ、勝負へのモチベーションを維持できている。夢をあきらめないでたくさん練習して、サッカーを続けてほしい。きっといいことがあると思う」
とエールを送った。
試合では、真っ赤なTシャツを着て子供たちの間を走りながら、軽やかなヒールパスを繰り出したり、鮮やかなフェイントで相手を抜いたりして、会場を沸かせていた。