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タクシーのベルトに広告? 日本コカ・コーラが「メタボ予防」キャンペーン

シートベルトにお目見えした日本コカ・コーラ社の広告(上)。新橋駅と梅田駅に登場していた「ぽっこりお腹」を模した立体アドピラー(下)
シートベルトにお目見えした日本コカ・コーラ社の広告(上)。新橋駅と梅田駅に登場していた「ぽっこりお腹」を模した立体アドピラー(下)

   自分のお腹周りが気になるメタボな人やその予備軍。クルマのシートベルトはきつくないですか?

   日本コカ・コーラは、6月上旬まで展開している「健康緑茶 一茶花(はじめちゃか)」の発売2周年を記念したキャンペーンで、着用が義務化された後座席のシートベルトに「毎日のウェイトサポートに」のコピーと「一茶花」のロゴを入れたタクシーを、東京と大阪で走らせている。

   それぞれ200台が街を疾走。シートベルトを広告媒体として採用したのは日本で初めてで、シートベルトの着用を促すとともに、「お腹周り」を意識してもらうのが狙いだ。

   茶花はメタボ対策の素材として注目されているアイテムで、3月17日からリニューアル発売した「一茶花」は、健康素材の「お茶の花抽出物」を従来の2倍に増量している。

   また、今回の「タクシーキャンペーン」に先立ち、同社が4月上旬から中旬にかけて、実施したユーモラスな広告展開が大きな反響を呼んだ。

   場所は、多くのサラリーマンが行き交う東京・新橋駅と大阪・梅田駅の構内で、ついさわりたくなる「ぷにぷに」した感触の「ぽっこりお腹」を模した立体アドピラー(柱巻き)を設置。柱に巻きつかれた「お腹」と自分のお腹とを、こっそり比べる人が後を絶たなかった。