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明治大学、インターネット講座に「指静脈認証システム」採用

   明治大学は、インターネットを使った講習で、本人確認のために日立の「指静脈認証システム」を、教育業界で初めて採用する。

   取り入れるのは、「図書館司書講習(メディア授業)」の講座。図書館司書の資格が取得できる社会人向けの講座で、文部科学省からの委嘱事業のため、受講者の確実な本人認証が必要。しかし従来のインターネットを介したオンデマンド型の講習ではこの問題を解決することは難しかった。

   受講者は手続きの際に指静脈情報を登録すると共に、その認証装置を貸与される。自宅などからインターネットで受講する際にはID・パスワードを入力、なおかつUSB端子に接続された認証装置で本人確認することにより、学習コンテンツの閲覧や課題の提出などができるようになった。

   登録者以外の成りすまし受講が防止され、高いセキュリティ環境も得られる。このシステムは今後も他の講座で採用される予定。この講習は、2009年5月1日から受付を開始しており、8月3日に開講する。