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ギャルの「制服姿」が復活した! 嬉しい? それともイヤ?

制服大好きだよ~
制服大好きだよ~

   当コラムでは、ここ2回ファッションについて触れ、「ギャル」「ギャル男」それぞれの最新情報をお伝えしましたが、今回もその流れで一つ。

ギャル男ブランドに注目

   ちょっと前までは、当社(SGR)に遊びに来るギャルたちの大部分が私服でした。それはすべて、ギャルファッションの多様化がもたらしたもので、前回お伝えしたギャル男ブランドに注目が集まっていることもその一つと言えます。

   その他、マルキューブランドに古着や原宿ブランドをMIXした渋原スタイル・リボンや、フリルのようなデザイン性のある姫系アイテムが注目を集めるなど、ギャル一人ひとりがそれぞれのファッションで「個性」を求め始めました。また、私服通学OKの高校が増加していることも、私服のセンスを磨くことや、価値観の多様化につながっていると考えられます。

   制服ブームの時代に女子高生だった私(まぁ~さ)は、ここ数年、制服ギャルが少なくなってきたことに寂しさを感じずにはいられませんでした。制服はその年ごろに着てこそ似合うものだし、ある意味、女子高生であることの醍醐味だと思っているからです。

   少々前置きが長くなりましたが、今回お伝えするのは、渋谷にいるギャルたちに制服姿が目立つようになってきたこと。どうやら制服への注目度が再上昇しているようなのです。

   実際に、通学ファッションを私服から制服に変えたギャルに話を聞いてみると、こんな答えが返ってきました。

「流行りの小物アイテムを制服に合わせるとカワイイってことに気付いたから!」
「すぐコーディネートが完成するから!」
「アレンジ次第で、他の人とかぶらないってことが発見出来たから!」

やはり、制服の魅力を再確認しているようです。

小物で制服をコーディネーション

   しかし、以前の「第1次制服ブーム」の時とは大きく異なるところも・・・。それは、同じ制服でも「オリジナル性」を求めている点です。

   私の時代には、鉄板のルールがありました。

   セーターはラルフ、足元はルーズソックスでスミスのセンロク(1600円)。さらに、マフラーはラルフorフェンディ、ローファーはハルタorリーガル、スクールバッグは男子高のもの…といった感じ。でも、いまのギャルたちは、ここに挙げた「鉄板アイテム」を求めるようとはしません。例えば、(1)スクールバッグではなく普段でも使用出来るようなリュックを持つ (2)ネクタイは制服仕様の物ではなく古着屋などで探した1点物ネクタイを付ける (3)スカートはマルキューブランドのスカートを着用、アーガイル柄のソックスを合わせる。

   みな、アレンジを楽しみ、オリジナリティーあふれるファッションを楽しんでいるのです。

   こうした小物を含めた制服のコーディネーションが彼女たちにとってグッとくるものに映り、再ブームという形になったのでしょうね。

有限会社SGRまぁ~さ