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現代人のしょうゆ離れに「救世主」  ヤマサ醤油から世界初の新容器誕生!

「ヤマサ 鮮度の一滴 特選しょうゆ 500mlパウチ」
「ヤマサ 鮮度の一滴 特選しょうゆ 500mlパウチ」

左が開封後1か月経過した新容器のしょうゆ。右は同じ期間経過したペットボトルのしょうゆ。色の違いは歴然だ
左が開封後1か月経過した新容器のしょうゆ。右は同じ期間経過したペットボトルのしょうゆ。色の違いは歴然だ

   ヤマサ醤油は、新容器を採用した「ヤマサ 鮮度の一滴 特選しょうゆ 500mlパウチ」(希望小売価格260円)を、2009年8月24日から、東京・神奈川・千葉・埼玉などの首都圏で発売する。

   今回、初めてお目見えする袋状容器は、外装と内装の2重構造。内装の注ぎ口部分に使用した特殊な薄いフィルムが「逆止弁」の役割を果たすようになっているため、開封後、何度注いでも空気が入らず、しょうゆ本来の色や風味、おいしさを損なうことがない。

   一般的に、しょうゆは空気に触れることで酸化が進み、開封から1か月程度で色が濃くなり風味も劣化していくが、新容器では常温で70日経過しても酸化せず、色もほとんど開封時のまま鮮度を保つという画期的なものだ。また、エコロジー性も高く、500mlペットボトル容器に比べて約3分の1の減量化に成功。使用後、たためば小さくし、燃えるゴミとして廃棄できるという。

   09年7月14日に行われた新商品発表会でヤマサ醤油の濱口道雄代表取締役社長は、

「新しい時代をひらくエポックメーキングなものと自負している」

と、新容器を採用した今回の商品に自信をみせた。