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雨水を有効利用できる「貯留タンク」

   パナソニック電工は、戸建て住宅の雨といに流れる雨水を貯めて、庭木への水遣りなどに有効利用できる、雨水貯留タンク「レインセラー150」を、2009年10月1日に発売する。

同じ色の接続キットで、雨といとのコーディネートも可能
同じ色の接続キットで、雨といとのコーディネートも可能

   エコ意識の高まりと、ガーデニングで野菜や果物、ハーブなどを育てる人が増えてきたことから、雨水を貯めて植物に与える。戸建て住宅の外観になじむ色とすっきりとしたデザインで、藻が発生しにくく、手入れのしやすさにも配慮した。

   容量は150リットル。コンパクトな蛇口を左に回せば出水する。市販のジョウロ(5リットル)で約30回、散水できる。

   新築時に同社の雨といとセットでの採用を提案するとともに、既存住宅への後付け需要の掘り起こしによって、2010年度に年間2400台の販売を目指す。希望小売価格は、雨といの接続部材「たてとい接続キット」を含め、6万3000円。