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「先に行って待ってます」 死後、大切な人にメールが…

ちょっとクサい感じが良いかな?
ちょっとクサい感じが良いかな?

   ビズリードは、会員の死後、あらかじめ用意しておいたメールを自動的に送信するモバイル専用サービス「ラストレター」を2010年2月1日に開始した。

   月数回配信される「確認メール」に記載されたリンクに、指定期間以上アクセスがなかった場合を「死亡」と見なし、メールを自動送信する仕組み。混乱を避けるため、送信の3日前には注意を喚起するメールが届くことになっている。

   「ラストレター」の作成は、会員専用ページから行い、送信先アドレス、タイトル、本文で構成。画像か動画を1点添付することもできる。作成したラストレターは会員専用ページでいつでも編集・削除が可能だ。

   同社は、遺書を送るという厳格なものではなく、ケータイ小説の世界観やモチーフに基づいた運営を行うとし、その一環として、1通目のラストレターにはあて先が指定できないようにしている。小説のようにシチュエーションを想像し、メッセージを創作してもらおうという趣向で、この「宛名の無いラストレター」は同社が保持し、サイトや書籍で公開していくという。

   利用は無料。