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介護施設向け食パンで「らくらく」

衛生的な個包装
衛生的な個包装

   タカキベーカリーは、高齢などが原因でパンが食べにくくなった人でも楽にかんで食べられる「らくらく食パン」を2010年2月8日から医療機関、介護施設向けに発売した。

   一般のパンはご飯と違って口の中の水分が奪われやすく、口やのどの機能が弱まってきた人にとって窒息や誤嚥(ごえん)の危険性が高い。そのために介護や医療の現場では提供が難しいとされてきたが、今商品は特別な製法で焼き上げてシロップにつけることで、食パンのミミまでスプーンですくえて舌で簡単につぶせる柔らかさを実現。通常の食パンよりも小ぶりの食べきりサイズとなっており、ほんのりとした甘さに仕上がっている。価格はオープン。

   また、今商品は2010年2月9日と10日に東京ビッグサイトで開催される、医療・介護分野を対象に「食と栄養」をテーマにしたイベント「メディケアフーズ展2010」に出展される。