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リーマンショックで心も髪も悲鳴 ただいま「パサママ」急増中!

女性にとって髪に関する悩みは尽きない
女性にとって髪に関する悩みは尽きない

   髪をキレイにしていたいのにそれができない――。ライオンのアンケート結果によると、時間も気持ちも懐もゆとりのない子育てママたちの切なる願いがうかがえる。

   ライオンは2010年2月6日~8日、3~7歳の子供を持つ母親400人を対象に「不況時代の子育てママ実態調査」を実施した。リーマンショックによる家計への影響を聞いたところ、71.5%の人が家計は厳しくなったと回答しており、夫の収入減は平均2万8000円との結果が出ている。

   そんな家計状況が起因しているのか、子育ても忙しく、時間も気持ちもゆとりが持てないことから髪がパサパサになっている「パサママ」が急増しているようだ。調査結果では、時間や気持ちに「ゆとりがない」と答えた人はそれぞれ半数を超えており、子どもが生まれてからの日常の変化を問うと、最も多かったのが「ゆっくりお風呂に入れない」(47.5%)だった。さらに詳しく聞くと、「子どもと一緒に入るお風呂はゆっくりできない」という人は87.8%に上っている。まさに「戦場」と化したなかで、自身の髪のケアをするのはもはや不可能なのだろう。

   もちろん、髪のケアは入浴中に限ったことではないが、多忙な日常の中では髪の手入れには時間がさけないようだ。98.1%の人が「髪をキレイに保ち続けたい」と考えているのに、79.5%の人は現状の手入れに満足していない。実際、髪の手入れに使う時間が「15分未満」という人は、出産前の40.6%から、出産後は89.0%に跳ね上がっている。

    髪について気になることとして、上位に挙がったのは、「髪のパサツキ」「髪のツヤのなさ」「髪のまとまりにくさ」など。子育てママたちがどのように髪をキレイに保つか、苦心しているのが分かる。