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待機電力カット「こまめにスイッチ」

スイッチのON・OFFで、プラグを抜かずに待機電力をカット
スイッチのON・OFFで、プラグを抜かずに待機電力をカット

   パナソニック電工は、プラグを抜くことなく、手軽に家電製品の待機電力をカットできて、ムダな電気代の節約や二酸化炭素(CO2)の削減に役立つ「こまめにスイッチ」を、2010年3月21日に発売する。

   現在、多くの電気製品で使われているリモコンやタイマー、メモリーなどの機能はマイコンで制御されており、待機電力はこれらの機能を維持するために使われている。これを同社独自の技術で、新たに定格20Aスイッチを開発。スイッチとコンセントとを組み合わせることで、プラグを抜かなくても、スイッチのON・OFFで待機電力をカットできるようにした。

   スイッチとコンセントの一体型なので、見た目もすっきり。接続する電気製品や部位に応じてコンセントとの組み合わせも自由。とくにエアコンについては、コンセントと一体になった「エアコン用埋込スイッチ付コンセント」を開発。シーズンオフなどにエアコンの待機電力を、プラグを抜かずにコンセント下のスイッチ操作でカットできるため、電源コードの垂れ下がりが解消できる。

   希望小売価格は、エアコン用埋込スイッチ付コンセント(WTF19217W100V用)が2048円。エアコン用埋込スイッチ付コンセント(WTF19227W200V用)が2625円。埋込「入」「切」表示スイッチ(WTC52611W)が1533円。なお、新設や取り替えの場合は電気工事士の資格が必要になる。