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モンキー・パンチも参加 マクドナルド「チキンタツタ マンガギャラリー」

   日本マクドナルドが、2010年5月17日から「マクドナルドの日本(ニッポン)の味」キャンペーン第3弾として「チキンタツタ」を期間限定販売するのに合わせ、マクドナルド明治通り新宿ステパ店では、モンキー・パンチなど、著名漫画家の16人の書き下ろし作品を展示する「チキンタツタ マンガギャラリー」を開催している。

   マクドナルドは、07年に「メガマック」、09年に「マックホットドッグ メガソーセージ」が発売された際にも、商品プロモーションの一環として、デジタルマンガ協会の協力下で、さまざまなコラボレーションを積極的に展開しており、マンガギャラリーは「マックホットドッグ メガソーセージ」発売時にマクドナルド新橋日比谷口店で行われたのに続く2回目。

店舗がまるで展覧会会場に

作品が展示され、いつもと違う雰囲気のマクドナルド明治通り新宿ステパ店内。
作品が展示され、いつもと違う雰囲気のマクドナルド明治通り新宿ステパ店内。

   第2回目の開催となる今回は、「ルパン三世」のモンキー・パンチのほか、「釣りバカ日誌」の北見けんいち、「アリエスの乙女たち」の里中満智子など、16人の著名漫画家が書き下ろし作品を提供。他にも、マクドナルド・マンガコンテスト受賞者や、マクドナルドとデジタルマンガ協会が開催している「マンガフォーラム」参加のマクドナルドクルーの作品を見ることができる。

   作品はいずれも「チキンタツタ」をモチーフとしており、モンキー・パンチの作品「マックな憩い」には、「チキンタツタ」パッケージと一緒に峰不二子風の美女が描かれている。ほかにも、宇宙服を着たキャラクターが「チキンタツタ」を食べたり、モナ・リザと一緒に「チキンタツタ」が描かれていたりと、漫画家それぞれの独自センスが興味深い。

   ギャラリーとなった、明治通り新宿ステパ店は圧巻だ。店舗入って右側のフロアには、計19作品が作者のプロフィルとともに壁に飾られており、まるで展覧会会場のようになっている。

「知っているマンガ家の作品だから楽しめる」

モンキー・パンチの書き下ろし作品「マックな憩い」。(C)Monkey Punch
モンキー・パンチの書き下ろし作品「マックな憩い」。(C)Monkey Punch

   来店客はやはり驚いた人が多かったようで、ほぼ毎日この店舗を利用しているという40代の女性は「びっくりしました。面白いですね、つい見てしまいます」。また、近くに早稲田大学のキャンパスがあり、学生客が多いのもこの店舗の特徴。昼前にカップルで訪れていた女子大生(20)は「マンガは普段それほど読まないのですが、モンキー・パンチとか、みんなよく知っているマンガ家の作品なので楽しめます」と話していた。

   明治通り新宿ステパ店での展示は5月17日から30日まで。

   「チキンタツタ」は1992年から2004年まで、レギュラー商品として販売されたメニュー。生地を手でねじって作成するふんわりとしたバンズが特徴で、オリコンの「復活してほしいファストフードメニューランキング」では、1位になった。09年9月に5年半ぶり販売されたときも好評を博している。

   また、「マクドナルドの日本の味」キャンペーンのイメージキャラクター石川遼選手の今季初優勝を記念して、5月21日から3日間限定で、「チキンタツタ」バリューセットの購入者を対象に、石川選手のオリジナルクリアファイルをプレゼントするキャンペーンを行う。全部で3種類あり、なくなり次第終了となる。