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京都・祇園に「佐川の飛脚」が走る

町家を改装した祇園佐川急便
町家を改装した祇園佐川急便

   佐川急便は2010年6月21日、京都市東山区の祇園町にある町家を改装し、江戸情緒満点の集配センター「祇園佐川急便(祇園サービスセンター)」を開設し話題だ。

   木造2階建てで、祇園の景観になじむ江戸情緒満点のデザインを取り入れ、あんどんや暖簾(のれん)で雰囲気を演出。紺基調の腹掛けふう制服を身にまとい、「飛」の文字が踊る集配用カートで駆け回るスタッフの姿は「飛脚」さながらだ。

   「祇園は古きよき日本の伝統が残る街。地域密着で何かできないかと考えたところ、このアイデアが実現しました。今後は観光客の手荷物一時預かりを手がけ、祇園を訪れる際の情報発信拠点としても展開していきたい」と、佐川急便広報担当者。

   センター内では「飛」のロゴが目立つオリジナルグッズ(あぶらとり紙、手ぬぐい、お香)も販売している。