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猛暑で売れまくり、「ガリガリ君」品薄状態

   赤城乳業は2010年8月3日、アイスキャンディー「ガリガリ君」が品薄状態になっていることを同社ホームページで陳謝した。

   それによれば、「この夏の猛暑の天候状況もあり、通常の販売数量を大きく上回る状況」が続いているといい、同社は今年に入って新工場(埼玉・本庄市)を稼動させたが、「予想以上のご好評をいただき、いまだに安定供給の確保には至っておりません」としている。

   同社の広報担当者によると、7月のガリガリ君の販売本数は前年同月比65%増とか。猛暑ももちろんだが、テレビ朝日の「お願いランキング」(7月21日放送)や日本テレビの「天才!!カンパニー」(7月24日)など、テレビで立て続けに特集が組まれた影響も大きいだろう。

   ガリガリ君は2011年で生誕30周年を迎える。販売本数はここ数年伸び続けており、08年には最高の2億5500万本を達成。09年は冷夏だったこともあって2億4500万本まで減少したが、10年はそれを上回ると見込まれている。