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JAL「竹製車いす」導入、保安検査がスムーズに

保安検査がスムーズに
保安検査がスムーズに

   日本航空(JAL)は、産業技術総合研究所とサン創ing(大分・速見郡)と共同開発した竹製の車いすを2011年1月から試験導入する。

   従来の金属製車いすは、空港保安検査場の金属探知機に反応するため、搭乗前の検査に手間取っていた。新たに導入する竹製車いすは、金属探知機に反応しないように、車輪や軸受けなどを含め、金属を一切使わずに仕上げており、足を乗せる部分などにしなやかな竹の弾性を生かす加工を施すなど、使い勝手にも配慮している。

   元プロ野球選手の赤星憲広氏が立ち上げた社会貢献活動基金から資金提供を受け、11年1月に大分空港に1台を配備。11年2月には羽田空港にも2台を導入する。