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貞本氏監修のエヴァ「制服」、福岡県などが90着限定販売

エヴァの制服に囲まれ、麻生渡・福岡県知事もにっこり(左:「第3新東京市立第壱中学校」女子制服、右:真希波・マリ・イラストリアスの着用制服)
エヴァの制服に囲まれ、麻生渡・福岡県知事もにっこり(左:「第3新東京市立第壱中学校」女子制服、右:真希波・マリ・イラストリアスの着用制服)

   福岡県が運営する情報発信サイト・アジアンビート(asianbeat)は2011年1月31日、人気アニメ映画「ヱヴァンゲリオン新劇場版」で綾波レイらが着用したデザインの「制服」を90着限定で発売する。

   制服メーカーこのみ(新潟・妙高市)など民間2社と共同で企画。主人公の碇シンジや綾波レイらが通う「第3新東京市立第壱中学校」の女子制服と、イギリス出身の真希波・マリ・イラストリアスが着用している制服の2種を制作した。いずれも、「エヴァンゲリオン」シリーズのキャラクターデザイナー貞本義行氏が監修したといい、糸の色など細部までこだわって仕上げた。MとLの2サイズで、価格は各2万9400円。

   400着を生産し、その内、90着をアジアンビートで、残りを「エヴァンゲリオン・ストア」と、このみの公式サイト「CONOMi公式サイト」で31日20時から販売する。

   アジアンビートは、日本のポップカルチャーを世界に伝える目的で福岡県が06年に開設し、アニメやコスプレ、音楽といった情報を日本語のほか英語や韓国語、タイ語など6言語で発信してきた。

   近年では、女子生徒・学生の制服が日本独自の文化として世界から注目を集めていることから、日本の制服文化について紹介する新プロジェクト「世界セイフク計画」をこのみと共同でスタート。10年12月24日には、6言語対応の特設サイト(http://www.sekai-seifuku.org/)も立ち上げた。本商品は、「世界セイフク計画」第1弾となる。