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「日印グローバル・パートナーシップ・サミット2011」9月に開催

記者発表会に出席した鳩山前首相(左から2人目)、シャルマ商工相(中央)、海江田経産相(右から2人目)ら=16日、都内で
記者発表会に出席した鳩山前首相(左から2人目)、シャルマ商工相(中央)、海江田経産相(右から2人目)ら=16日、都内で

   2011年9月5日~7日にかけて、日本とインドの関係強化を目的とした「日印グローバル・パートナーシップ・サミット」(IJGPS2011)が東京都内で開かれる。主催は、日印両国に本部を置く超党派のNPO法人インドセンターと、同サミット実行委員会で、両国政府のほか、日本経団連など主要経済団体の支援を受けて実施する。

   開催に先立って、11年2月16日に都内で開かれた記者発表会には、鳩山由紀夫・前首相や海江田万里・経済産業相、インドのシャルマ商工相らが出席。鳩山氏は「こういった民間レベルでの日印両国の交流は、より深い相互理解には極めて重要」と述べ、日印間の協力促進に期待を示した。

   サミットでは、鳩山氏と安倍晋三・元首相、インドのサム・ピトラーダ首相補佐官が共同で議長を努めるフォーラムや、デリー・ムンバイ間を結ぶ貨物専用鉄道・道路の建設プロジェクト「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想」に関する基調講演、エネルギーや環境、科学技術といった問題について議論するセッションなどが予定されている。

   日印関係をめぐっては、貿易総額の90%以上関税を段階的に撤廃する包括的経済連携協定(EPA)が11年2月16日に調印されたことから、経済交流が今後さらに活発化することが見込まれている。