J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「宇宙兄弟」「3月のライオン」など 講談社漫画賞の受賞作発表

画像は「宇宙兄弟」13巻
画像は「宇宙兄弟」13巻

   講談社は2011年5月13日、第35回講談社漫画賞の受賞作を発表した。一般部門では「宇宙兄弟」(小山宙哉さん)と「3月のライオン」(羽海野チカさん)の2作品が選ばれた。

   「宇宙兄弟」は、幼少時代に宇宙を目指す約束を交わした兄弟の絆を描いた作品で、11年1月には小学館漫画賞も受賞した。また、2012年春には小栗旬さんと岡田将生さんが出演する実写映画も公開される。

   「3月のライオン」は人気マンガ「ハチミツとクローバー」で知られる羽海野さんの作品で、プロ棋士の孤独な少年がふとしたきっかけで知り合った3姉妹と触れ合いながら成長していく物語。11年3月には書店員らによる「マンガ大賞2011」にも選ばれた。

   また、少年部門では人を食す巨人と人類の戦いを描いた「進撃の巨人」(諫山創さん)、少女部門では競技かるたをテーマにした「ちはやふる」(末次由紀さん)、そして児童部門では霊能力を持つ中学教師の日常をコミカルに描いた「ほんとにあった!霊媒先生」(松本ひで吉さん)がそれぞれ受賞した。なお、白泉社の「3月のライオン」以外はすべて講談社の作品。

   贈呈式は7月5日に帝国ホテル(東京・千代田区)で行われ、各受賞者には賞状とブロンズ像、副賞100万円が贈られる。