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夏バテ気味の体がラブコール!? 「冷やしがゆ」で、さっぱりメシ

   暑い日が続き、節電対策も進む2011年の夏。冷たい麺類やアイスクリームなど定番の「冷やしメニュー」への需要が高まる中、ちょっと変わった新メニュー「冷やしがゆ」に注目が集まっている。

「さっぱりとした味」 夏バテに効果も

火を使わず簡単「冷やしだしがゆ」
火を使わず簡単「冷やしだしがゆ」

表参道のカフェ「C's fort」でも冷やしがゆは好評
表参道のカフェ「C's fort」でも冷やしがゆは好評

   味の素は、冷蔵庫で冷やすだけで食べられる「冷やしだしがゆ」を発売中だ(発売は2011年2月)。同社はもともと加熱用の「おかゆ」を販売していたが、「加熱しないでも食べられるか」という問い合わせが多かったことや、夏には火を使わずに料理をしたいというニーズが多かったことから開発を進めたという。

   「冷やしがゆ」は外食店でも提供されている。表参道のカフェ「C's fort」では、「冷やしがゆ」を期間限定メニューとして提供。店長の中山さんは、「本来熱々のおかゆが冷たくさらっと味わえるという新しさと、夏にぴったりのさっぱりとした味が若い女性たちを中心にうけている」とコメント。

   食物学の学術博士で栄養士の佐藤秀美さんも、夏バテで食欲が減退する中で、おかゆは消化吸収に大きな負担をかけずにエネルギー源を摂取できると指摘。「水分補給ができ、また適度な塩分も補給できるため、熱中症対策にも効果が期待できます」と話している。