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「図」が書ければ相手に理解させたも同然 その真意とは?

『サルでもわかる 図解する考え方』
『サルでもわかる 図解する考え方』

   昔に比べ、テレビのニュース番組や書籍などで「図解」する場面は明らかに増えているが、図を用いることで理解しやすくなったことは間違いないだろう。そうしたなか、2011年4月末に新刊本『サルでもわかる 図解する考え方』(こう書房、著・佐藤雄祐)が発売された。この本は、図解の入門書として、どのような場面で、どのような図を使っていけばいいのかにフォーカス。きれいな図を描くことや真新しい図の開発を求めるものではなく、普段、さまざまな場面で目にする図解を、自分が使い際にはどうしたらいいか意識することを重視し、また、図を強力な武器として使いこなせるようになることを目指したものだ。

   著者の佐藤氏は、「図解というのは『書く前に描く』こと、そのものだと思います。図を描くことができれば、相手へ伝えることに成功したのも同然です」と記している。

   単行本(ソフトカバー)、216ページ。定価1470円。