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児童虐待、自殺、減災…フェイスブックから「守る力を」

   内閣府では、Facebookを通じ「減災」「自殺対策」「児童虐待防止」などについての問題意識を共有する「『守る力を』ネットワーク」に、専門家や一般の人がテーマごとに議論する「『守る力を』サポーター」ページを2011年11月7日から開設している。

岡ちゃん、三枝師匠、中井貴一も「サポーター」

「『守る力』ネットワーク」トップ
「『守る力』ネットワーク」トップ

   「『守る力を』ネットワーク」は8月29日に開設された、「減災」「自殺対策」「児童虐待防止」など個人では解決しにくい8つのテーマについて情報を共有し、助け合うためのプラットフォーム。

   新たに作られたサポーターページでは、日本サッカー協会理事の岡田武史さん、パラリンピック・アルペンスキー金メダリストの大日向邦子さん、落語家の桂三枝さん、ラジオパーソナリティーの小島慶子さん、俳優の中井貴一さん、脳科学者の茂木健一郎さんらが問題ごとにメッセージを発信。11月21日には、「児童虐待防止」についての議論が新たに更新された。

小宮山厚労相もライトアップに参加

   その「児童虐待」は、「守る力を」ネットワークが扱う中でもひときわ深刻な問題の一つ。児童虐待防止を訴える「オレンジリボン運動」の啓発と「児童相談所全国共通ダイヤル」の認知拡大のため、東京の赤坂サカス内「サカス坂」では11月22日、児童虐待防止のコンセプトカラーであるオレンジ色のライトアップが行われ、小宮山洋子・厚生労働大臣や小島慶子さんが出席した。

   小宮山厚生相は「児童虐待はみなさんに気づいてもらって、通報してもらわないとこの世からなくならない」と話し、児童虐待防止のため「是非この番号『児童相談所全国共通ダイヤル(0570-064-000)』を知ってください」と呼びかけた。

   オレンジリボンライトアップは、2011年11月30日まで実施される。