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問い合わせ約3000件、渋谷駅徒歩1分に誕生する夢の館『テラス渋谷美竹』

   新日鉄都市開発(東京・中央区)が、東京・渋谷駅から徒歩1分の立地に立て替え事業として進行中の分譲型・大規模免震タワーレジデンス『テラス渋谷美竹』の登録受け付けが2012年2月下旬に始まる(一般案内は1月中旬~下旬)。マンションギャラリーも1月7日にオープン予定だが、2011年6月の資料請求受け付け開始からすでに問い合わせは約3000件に上っており、評判は上々らしい。

五感を刺激する「ライトスリットルーム」

『テラス渋谷美竹』の外観(イメージ)
『テラス渋谷美竹』の外観(イメージ)

「ライトスリットルーム」
「ライトスリットルーム」

   渋谷駅12番出口を出て明治通りをほんのちょっと歩き、野村證券ビルを曲がると建設地はもう目の前だ。敷地面積は約2600平方メートル。渋谷駅から至近でありながら、オフィスビルや学校などの建物が集まるこの一画には生活空間としての落ち着きのようなものがある。建設地の住所は渋谷区渋谷1-15-6で、これまでは住宅40戸と事務所を複合させた「東京都住宅供給公社美竹ビル」(1959年築)が建っていたが、今回の立て替え事業により、住宅196戸(販売は128戸)に業務施設、店舗を備えた分譲型の大規模免震タワーレジデンス『テラス渋谷美竹』に生まれ変わる。

   再開発が進む渋谷東口エリア・駅徒歩1分という希少立地であることや、大規模複合開発であることも同レジデンスの魅力的な特徴といえるが、特筆すべき点はまだほかにもある。第1には「ライトスリットルーム」を始めとした共用部のデザインだ。"五感を刺激する"のうたい文句に象徴された「ライトスリットルーム」(5室)は、その名の通り、建物のスリット(切り込み部分)に用意された自然の風と光を取り込む個室空間だ。デザイン監修は、ラグジュアリーブランドの店舗デザインで実績がある「GARDE U.S.P」が担当。それぞれに異なる機能を備えたリラクゼーションルームにサロン、スタディルームが用意され、用途に応じて使用できる。

「中間階免震構造」を採用

   そのほかに注目したい特徴としては「中間階免震構造」の採用だろう。東日本大震災の影響で建物の構造にも注目が集まっているが、耐震構造を施した物件こそ増えているが、免震構造を取り入れたものとなるとまだまだ少ない。1995年から2010年までの16年間に首都圏で供給された新築マンションのうち「免震」が施された物件は1.2%に過ぎないのだ。そうしたなか、『テラス渋谷美竹』には3階と4階の間に、耐久性に優れた積層ゴムとダンパーを組み合わせた免震装置を採用。地震時の揺れが住宅部分である4階以上に伝わりにくくなっている。加えて、屋上庭園での太陽光発電や各種防災備蓄、非常時電源の設置など、災害時の備えにも万全を期した。

   さらなる特徴としては、ソフト・サービスだろうか。西武渋谷店やセルリアンタワー東急ホテル、恵比寿ガーデンプレイスクリニックなどと提携したケータリング、宿泊、医療などのサービスを始めとしたコンシェルジュサービスは多岐に渡っており、渋谷駅1分という立地ならではのライフスタイルに合わせたサービスと言っていいだろう。また、緊急トラブルに24時間、365日対してくれる点も安心感を与えてくれる。

   販売される『テラス渋谷美竹』の間取りは1K(33.10平方メートル)~3LDK(113.47平方メートル)で、中心面積帯は60~70平方メートル。住戸価格は3000万円~1億8000万円で、中心価格帯は8000万円台になるという。