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撮影は一眼レフ、機材&技術進化するコスプレイヤーの世界(1)

ケータイ片手にパチリ
ケータイ片手にパチリ
「もっと良いレンズが欲しい」

   本格的カメラマンのような言葉を、コスプレイヤーからよく聞く。コスプレは、自分で衣装、造形を作り、自分でヘアメークをして、自分でポージングしてお互いに写真を取り合う。それを自分のブログやコスプレサイトに掲載して人に見てもらう。まさに「一人芸能界」の真骨頂がコスプレイヤーの醍醐味でもある。

   いまから10年前のコスプレイヤーは「写るんです」程度の使い捨てカメラを使っている人がほとんどだった。それがいつしか携帯で写真を撮るようになり、コンパクトカメラ時代に入った。そして本格的な一眼レフカメラを見かけるようになったのは、今から5年ほど前。さすがにプロ仕様のカメラは見かけないが、『コスBON』Fantasyのイベントに集まるコスプレイヤーの10人のうち8人までが一眼レフカメラを使用している。いや、実に驚きだ。

   いや、一人だけいた。カメラに憑りつかれたこのコスプレイヤーは、プロ仕様D700というニコンのボディに、24ミリから70ミリのニコン純正レンズを使用していた。これには、目を見張った。ちなみに値段は、合計50万円以上とか。車だって買えそうだ。

   コスプレイヤーのカメラの技術と機材は、ますます発展している。

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【プロフィル】肥留間正明(ひるま・まさあき) 埼玉県生まれ、日本大学法学部卒業。作家、芸能評論家、ジャーナリスト、㈱音羽出版社経営。女性自身(光文社)記者として記者生活のスターと、週刊宝石(光文社)、 FLASH(光文社)創刊を担当、“巨乳”という造語を作る。エンターテイメント、歴史ドキュメントを中心に執筆、出版活動を本格的に開始。〈テレビ出演〉『やじうまワイド』(テレビ朝日)、『アッコにおまかせ』(TBS)、『ワイドスクランブル』(テレビ朝日)ほか。〈著作物〉『勝新 役者バカ一代』(音羽出版)、『がん闘ったスターたち』(テレビ朝日)、『ウオンビン 江原道から』(鹿砦社)、『チャン・ドンゴン~ソウルの空から』(音羽出版) 『オレンジレンジ~コザからのメッセージ』(音羽出版)、『龍馬と海』(上・脱藩編)/『龍馬と海』(下・亀山社中編)その他多数