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撮影は一眼レフ、機材&技術進化するコスプレイヤーの世界(4)

クールにキメたワタシ
クールにキメたワタシ

   カメラ小僧というからには、若いカメラマンを想像するが、そうでもない。はっきり言って中年カメラ小僧(カメコ)と呼んだほうがよい。見かけるカメコは20代は少なく、ほとんどが30歳以上のカメラマニア。40代中心といっていいほどカメコの年齢層は高い。

   そして話を聞くとほとんどが独身。つまり若いレイヤーを追って、カメラを撮る。女性に近づけるのが唯一の楽しみという下心をもった中年カメラ小僧も少なくない。

   その中年カメコを手玉に取るのがレイヤー。自分の思ったポーズを専属カメラマンとしてこき使う。またカメコも従順に従ってシャッターを押し続ける。見方によってはマゾ的な感じも受けないわけではない。

   『コスBONスタジオ』を始めたころ、当方はプロカメラマンを用意して待っていたが申し込みがほとんどない。カメラ小僧に自分のお気に入りを撮ってもらうのがレイヤーの実態のようだ。さらにカメコを荷物運びに使う女王様レイヤーもいる。

   同じカメコでも腕の差は大きい。プロ仕様のカメラを持ち、本格的名撮影をするカメコもいれば、カメラの持ち方もおぼつかないカメコも見かける。コスプレの世界のカメコの地位は、決して高くはない。それでもカメラが好き!いや、レイヤーが好き!

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