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スマホとワイヤレス接続可 超小型ディスプレイ試作機登場

   オリンパスは2012年7月5日、日常生活で利用できる超小型ウェアラブルディスプレイの試作機「MEG4.0(メグ4.0)」を開発したと発表した。

2時間の連続使用も可

日常生活で利用できる
日常生活で利用できる

   Bluetooth(ブルートゥース)搭載で、スマートフォンなどとワイヤレス接続ができる。また、小型・軽量、低消費電力を同時に実現し、2時間の連続使用も可能という。

   オリンパスは、以前からウェアラブルディスプレイの研究開発をおこなってきた。その成果を結集させた「MEG4.0」は、独自の瞳分割シースルー光学系を採用しており、外界の視界を遮らず自然にディスプレイの表示を見られる。また、表示パネルの光の利用効率を高め、低消費電力での高輝度を実現したため、屋外での視認性が向上した。

   日常生活での利用を考慮し、簡単に眼鏡へ着脱できる機構や、重量バランスの最適化による優れた装用性、違和感がないデザインを兼ね備えている。

   単なるディスプレイではなく、方位・加速度センサーも内蔵しているので、これらを利用した操作系インタフェースとしての応用や、GPSとの組み合わせによる幅広いアプリケーションへの展開が期待される。