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ソニー、1万円切る電子書籍リーダー発表 日本語コンテンツ6万冊以上

   ソニーは電子ペーパーを搭載し、紙の本を読む感覚で楽しめる電子書籍リーダー「Reader」の新機種、『PRS-T2』(9980円)を2012年9月21日に発売する。3日、発表した。

フェイスブック、エバーノートにも対応

最薄部9.1ミリ、質量約164グラムの薄型軽量ボディ
最薄部9.1ミリ、質量約164グラムの薄型軽量ボディ

   『PRS-T2』は、電子ペーパーの特性として必要な画面の白黒反転を、文字の残像を抑える独自のアルゴリズムを用いることで、最大15ページに1回に減らしたのが特長だ。

   また、初めてでも直感的に操作ができるよう、大型のアイコン型操作ボタンを配置し、簡単で使いやすいメニュー画面を採用した。新たにFacebook(フェイスブック)とEvernote(エバーノート)に対応し、本の感想や情報を簡単に共有したり、エバーノートに保存したブログやニュースなどを閲覧したりできる。

   電子書籍リーダーというと気になるのが対応する日本語コンテンツの数だが、ソニーの本屋「Reader Store」では約6万3600冊の日本語コンテンツを揃えるほか、電子書籍配信サービスの紀伊國屋書店Book Web Plusなどとも提携している。また「ポッターモア」を経由して入手した「ハリー・ポッター」も楽しめる。

   最薄部9.1ミリ、質量約164グラムの薄型軽量ボディながら、1度の充電で最長約2か月使えるスタミナをはじめ、豊富な辞書、書籍なら最大約1300冊、コミックなら約33冊を保存可能な内蔵メモリーなど充実した機能を搭載した。

   カラーは、レッド、ホワイト、ブラックの3色。