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栗山千明「これからもラノベ大好き」 「このライトノベルがすごい!大賞」授賞式

   宝島社が主催するライトノベルの新人賞「第3回このライトノベルがすごい!大賞」の授賞式が、都内で開催された。第1回から特別選考委員を務めている女優の栗山千明さんがプレゼンターとして登場し、「アニメに発展したり注目されたりしている分野だと思うので、これからもラノベ大好きで応援していきたい」とライトノベルに対する思いを語った。

「ブラックファンタジーの世界に虜になった」

「第3回このライトノベルがすごい!大賞」授賞式に登場した栗山千明さん
「第3回このライトノベルがすごい!大賞」授賞式に登場した栗山千明さん

   大賞に選ばれた「ロゥド・オブ・デュラハン」の著者・紫藤ケイさんに花束と目録を手渡した栗山さんは、「洋ゲーや洋画のようなブラックファンタジーの世界に虜になった」と作品の感想を紹介。紫藤さんは「小学生のころからライトノベルを読んでおりましたので、自らの作品が一ライトノベルとして認められるというのは望外の喜び」とコメントした。

   同賞は2005年から毎年刊行しているガイドブック「このライトノベルがすごい!」から生まれた新人賞。ガイドブックでは編集部や「読み手のプロ」、「販売のプロ」がランキング形式で紹介しており、その上位に入るような作品を世に送り出すことを目的に創設された。今回の応募総数は421作品。

   栗山千明賞には「薄氷あられ、今日からアニメ部はじめました。」(島津緒繰)と、「魔王討伐!俺、英雄…だったはずなのに!?」(遊馬足掻)の2作品が選ばれ、優秀賞は「オレを二つ名(そのな)で呼ばないで!」(逢上央士)、「ファウストなう」(飛山裕一)、「剣澄む―TSURUGISM―」(ますくど)の3作品だった。授賞式は2012年10月12日に行われた。