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時間がないとは言わせない 「6倍速」社長が伝授する仕事論

   「時間がない」「仕事の量が多い」など、社会人であればこうした問題に悩まされる人は少なくない。1日があともう1時間だけでも長ければ、と願う人もいるだろう。しかし、仕事の効率自体を上げなければ、根本的な解決にはならない。

   インターネットで配信している読書情報番組「J-CAST THE FRIDAY」では2013年4月5日、『仕事は6倍速で回せ!』(祥伝社、1470円)の著者・石塚孝一さんをゲストに迎え、「ビジネス超人」になる方法を聞く。

仕事をするのに才能は必要ない

『仕事は6倍速で回せ!』(石塚孝一著・祥伝社)
『仕事は6倍速で回せ!』(石塚孝一著・祥伝社)

   石塚さんはこれまで、他人よりも短い時間で目標を達成してきた。米国サウスウェスタン大学を飛び級して2年で卒業後、トムソン・ファイナンシャル社を経て、29歳でロイター通信社の最年少部長に就任。翌年、同社の最年少マネジメントメンバーとなった。その後、中国系金融情報サービスの新華ファイナンスジャパン社長などを歴任して、現在はコンサルティング会社フェイトの代表取締役社長を務める。その間には、青山学院大学でMBA(経営学修士)を取り、ハーバード・ビジネス・スクールでAMP(アドバンスド・マネジメント・プログラム)も取得している。

   同書では、人の3倍の能率で人の2倍働く、「3×2=6の6倍速で勉強や仕事をする」方法を紹介している。アーティストやアスリートと異なり、仕事をするのに才能は必要ないという。人より多く働き、方法を間違えなければ、スキルや出世も期待できるとの考えだ。「6倍速」で駆け抜けるためのヒントが全60掲載されていて、「マルチタスクは、実は効率が悪い」「目の前の相手の、2つ上のポジションを説得するつもりで交渉する」など、ビジネスで活用できる具体的な方法が並ぶ。

   番組はUSTREAM(ユーストリーム)・ニコニコ生放送で、昼12時半から同時配信する。アーカイブあり。