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「毎日の掃除を少しでも楽にしてあげたい」とアイロボットが開発 視覚障害者向けルンバ「日本特別モデル」

   アイロボット日本総代理店、セールス・オンデマンドは、「ロボット掃除機視覚障がい者モデル」を2013年11月25日に日本点字図書館のほか、ルンバ公式直販サイト「アイロボットストア」やアイロボットサービスセンターなどで販売を開始した。

目が見えなくてもボタンひとつでお掃除が楽々

清掃力と使いやすさで生活をサポート
清掃力と使いやすさで生活をサポート

   アイロボットは、米マサチューセッツ工科大学(MIT)で最先端の人工知能

   研究を進めていた科学者3人によって1990年に創立されたロボット産業のリーディングカンパニー。ボタンひとつで部屋を自動で掃除するロボット掃除機、ルンバを開発したことで知られる。ロボット掃除機は、全自動洗濯機や食洗機などのように、家事時間を短縮できる「時短家電」のひとつ。

   アイロボットではこのほど、目の不自由な人や、視覚に障害がある人が、毎日の清掃に苦労している現実を知り、ルンバの持つ高い清掃力、ユーザビリティを駆使して、そうした人たちをサポートができる製品化を実現した。共用品推進機構や日本点字図書館の協力のもと「日本特別モデル」が誕生し、ルンバ初の取り組みとなった。

   価格は6万4800円。