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ブラウンから電動シェーバーの最上位機種 英知を結集した「シリーズ9」発表

   P&Gの小型家電ブランド「ブラウン」は2014年11月5日、電動シェーバー「ブラウン シリーズ9」の発表記者会見を都内で開いた。

   現行の「シリーズ7」以来、8年ぶりとなる最上位機種のモデルチェンジで、「肌へのやさしさ」と「深剃り」を両立させた。これまでのブラウンのシェーバーづくり60年の英知を結集したという。

  • 8年ぶりとなる最上位機種のモデルチェンジ
    8年ぶりとなる最上位機種のモデルチェンジ
  • 8年ぶりとなる最上位機種のモデルチェンジ

少ないストロークで深剃り可能に

   「人工知能デュアル運動刃」を搭載し、特別設計の2つのトリマーが従来のシェーバーでは剃りにくい、クセのあるひげや寝たひげを確実にとらえる。これまでよりも少ないストロークで深剃りが可能になり、ブラウン史上もっとも肌にやさしいという。また、「ターボ音波テクノロジー」によって毎分1万回の音波運動で肌を振るわせ、多くのひげをとらえるほか、肌の凸凹に対応する首振りヘッド「密着3Dヘッド」も搭載している。

   登壇したブラウンシェーバー部門開発責任者のヒュルゲン ホーザーさんは

「世界中の消費者へのマーケティング調査でわかった問題点である『肌負け』をしないため、1回のストロークでの剃り残しをなくすのに5年の開発期間を費やした。そして肌に優しくクセひげをもキャッチする技術を開発した」

と語った。

   ブラウンシェーバー部門チーフデザイナーのウルフギャング ステッグマンさんは、「男性の上半身が理想のデザインというコンセプトのもと、人間工学に基づきマイクのような持ちやすさを追求した」とこだわりを説明した。

   「デザインとテクノロジーの究極の融合とは?」をテーマにゲストを招いてトークセッションも実施。カー&プロダクトデザイナーでブラウン製品のデザインに子供の頃から魅せられていたという和田智さんは

「デザインはアイコニックなものより毎日の生活に溶け込むデザインが大事」と言い、ファッションディレクターの干場義雅さんは「私は肌負けするのでヒゲを剃らなかったのですが、この商品は肌にやさしく、久しぶりに剃っても良いかなと思いました」と話していた。