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現在の住居に不満を抱えた人が過半数 健康や美容への影響を感じる人も

   不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクスト(東京都港区)は2014年11月27日、全国の20~30代の男女を対象に住まいに関する意識調査の結果を発表した。

   現在、理想とする住居に住んでいると答えた人はわずか34.3%で、住居に不満を持っている人は51.1%と、過半数の人が不満を持ちながら暮らしていることがわかった。

  • 住まいに関する意識調査
    住まいに関する意識調査
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住宅へのこだわりが恋人の有無にも影響?

   住居によって健康や美容に影響があるかを質問すると、「影響があると思う(22.3%)」「どちらかと言えば影響があると思う(55.6%)」と計77.9%の人が影響を感じている。しかし、それらの人に現在の場所に引っ越す際に、「健康や美容を意識して住まいを選びましたか?」と聞いたところ、「はい」と回答した人はわずかに21.0%にとどまった。

   体の不調を感じる事があるかをたずねると、住まいに不満がある人のうち62.9%が「不調を感じる事がある」と回答した。住まいに不満がない人と比べて、体の不調を感じる割合が多かった。体の不調は現在の住居の影響かと聞くと、「影響があると思う(8.9%)」「どちらかと言えば影響があると思う(31.6%)」と、体の不調を感じている人の40.5%が、体の不調に現在の住まいが影響していると思っているという結果になった。

   また、未婚者を対象に「住まいを探す際、これだけは外せないというこだわりの条件はありますか?」とたずねた。あると答えたのは男性で47.1%、女性は60.3%だった。「あなたには現在恋人がいますか?」という設問に対しては、男性で66.9%、女性で57.1%が恋人はいないと回答した。

   これらの回答をクロス集計すると、こだわり条件のない男性は73.4%に恋人がいないことがわかる。こだわり条件のある男性の59.7%と比較して、13.6ポイントもの差があることから、ネクストは「住まいについてこだわりのない男性ほど"モテない"可能性がある」と分析している。

   調査は11月12~13日にインターネットで行い、824人から有効回答を得た。