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「うんこがへんないきもの」シュールでリアルなタッチのイラストで紹介

   KADOKAWA アスキー・メディアワークス ブランドカンパニーは、単行本『うんこがへんないきもの』(早川いくを/著、寺西晃/絵)を2014年12月5日に発売。価格は1430円(税別)。

   本書は、地球上に実在するさまざまな生き物の奇妙な「うんこ」と、その活用法にフォーカスした内容で、フンで爆撃する鳥、フンに化ける虫、暗黒のフン地獄など、変な生き物のうんこの世界を、52点のシュールでリアルなタッチのイラストとともに紹介している。

  • 『うんこがへんないきもの』表紙
    『うんこがへんないきもの』表紙
  • 『うんこがへんないきもの』表紙
  • 絶対に近寄りたくない、カバのまきフン
  • 背中にうんこを背負うカメノコハムシ
  • かわいい顔して恐怖のうんこをするハイラックス
  • 勢いよくフンを飛ばすヒゲペンギン
  • 本書を読めば、便秘もスッキリ!

著者が数年をかけて調査を実施

   同じ著者による『へんないきもの』(2005年バジリコ刊、現在は新潮文庫)は、地球上にうごめく奇妙な生き物をギャグや現代社会への皮肉、風刺を交えて解説し、累計55万部のベストセラーとなった。

   本書を執筆するにあたっては、うんこの面白い利用法や、それを出す奇妙な生き物について、著者が数年をかけて調査を実施した。うんこは単に汚いものではなく、厳しい自然を生き抜くために必要であり、生態系の維持にも不可欠だとわかる内容になっている。想像を超えるうんこの利用法にはきっと驚かされるはずだ。面白いだけじゃなくタメにもなる。

   背筋が凍る恐怖のうんこ(ハイラックス)、戦争を起こすうんこ(ペルーカツオドリ)、巨大メカうんこ(フンコロガシ)など、気になるうんこが多数登場。まじめな文体ながら、ユーモアが秀逸で思わずニヤリ。細部までリアルな描写とコミカルさが同居したイラストは独特な画風で、見ていて飽きない。