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さくらんぼ農家の知恵を拝借 フルーツ×カルピスを冷凍でお手軽絶品スイーツに

   乳酸菌飲料の代表格「カルピス」。夏は冷蔵庫に必ずカルピスのびんが入っている、という家庭も多いのでは。

   そんなカルピスを使ったあるレシピが、今ネット上で話題になっている。暑い時期にピッタリの激ウマスイーツが、簡単に作れちゃうというのだ。

  • 上から時計回りにアメリカンチェリー、レッドグローブ、ブルーベリー
    上から時計回りにアメリカンチェリー、レッドグローブ、ブルーベリー
  • 上から時計回りにアメリカンチェリー、レッドグローブ、ブルーベリー

甘味保ってシャリシャリシャーベットに

   ブームを巻き起こしているのは、「さくらんぼのカルピス漬け」。文字通り、さくらんぼをカルピスの原液に漬け、冷凍するというものだ。レシピサイト「クックパッド」などネット上では、「山形のさくらんぼ農家さんが保存の際に取っている方法」として、「そのまま冷凍するより水っぽくならない」「色がきれいなまま保存できる」などと紹介されている。

   元々は保存方法だったようだが、これを試してみた人が「美味しすぎ!」と報告している。

   ツイートが話題になり、「やってみた」人も続出。

「さくらんぼとカルピスのやつやってみたけど美味 アイスの実になる」
「普通のさくらんぼは食べると飽きるけどこれは飽きなくて美味しかった」
「カルピスが染みて凍ったさくらんぼが、シャリシャリのシャーベットみたいな食感になり、さわやかに甘酸っぱくて、夏にぴったりのおやつになりました」

など、絶賛が相次いでいる。

さくらんぼ以外のフルーツでもイケる

   これだけ美味しいと言われているならば是非やってみたい。さらに、さくらんぼ以外のフルーツでもイケるのでは?そう考え、近所の八百屋で入手できるフルーツで「カルピス漬け」を試してみることにした。

   用意したのはアメリカンチェリーと、皮ごと食べられるぶどうの「レッドグローブ」、そしてブルーベリーだ。

   アメリカンチェリーは茎、レッドグローブは房を取り、それぞれ洗ってタッパーに入れ、全ての粒が浸る程度のカルピス原液を注ぐ。これを冷凍庫に入れればOKだ。今回は12時間置いてみることにした。

   12時間後に取り出したカルピス漬けは、フルーツの表面がキラキラし、見た目にもキレイ。カルピスは凍りきっていないので、スプーンで簡単に取り出すことができた。

   食べてみると、シャリシャリになったフルーツと、表面に残ったカルピスの爽やかな甘味が調和し、確かに美味い!すっきりした味わいで、夏のおやつどきにもってこいだ。フルーツを取り出す際、甘党はカルピスを多めに、さっぱりしたい人は少なめにと、自分好みの味に調節できるのもうれしい。

   今回3種類で試してみて、ブルーベリーは小ぶりかつ種がないので食べやすいと感じた。レッドグローブは大粒の中に小さい種が入っていて、凍っていると種を取り出すのに少し苦労するかも。ぶどうで試すなら、小粒で種のない「デラウェア」が適していそうだ。