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人気デジタルメモ「ポメラ」、3年ぶりの新型 1.4倍のワイド画面、無線LANにも対応

   オフィス用品を販売するキングジム(東京都千代田区)のデジタルメモ「ポメラ」の新モデル「DM200」が2016年10月21日に発売される。パソコン並みの日本語変換エンジンを搭載したほか、無線LANを使った編集機能の搭載などバージョンアップしてさらに使いやすくなった。

累計販売台数30万台以上 使いやすさが魅力のメモツール

   ポメラはテキスト入力に特化したコンパクトなメモツール。持ち運びできるワープロのようなツールで、電車の移動中や外出先のちょっとした空き時間などノートパソコンを使うほどでもないシチュエーションでも手軽に文書作成ができる点が支持されている。08年の発売以来、累計販売台数は30万台を超え、同社の看板商品となった。

   DM200は、13年発売の前モデルDM100に比べて画面の面積が40%大きくなり、視認性が向上した。またソフトウェア会社、ジャストシステム(徳島県徳島市)が提供するパソコン版日本語入力システム「ATOK」と同等の変換エンジンを搭載したことで、入力時の誤変換が削減され、語彙数も約3倍に増えた。

   シリーズ初となる無線LAN機能を採用し、DM200で作成した文章をメールで送信したり、米Apple社製のiPhoneやMacのメモアプリと同期して双方向で文章編集することが可能になった。

   またDM100にも搭載されていた国語、英和、和英辞書のほかに、あらたに「角川類語新辞典.S」を追加。一つの言葉を言い換えたり、適切な言葉を探したい時に重宝する。

   充電式のリチウムイオンバッテリーを採用し、連続駆動時間は約18時間。本体メモリは128MBで、SDカードにも対応している。

    価格は4万9800円(税抜)。