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サッカー選手がワニに襲われ死亡
日本でも人気の観光地で

   モザンビークのサッカー2部リーグ「アトレチコ・ミネイロ・デ・テテ」に所属するエステバン・アルベルト・ジノ選手(19)がワニに襲われ死亡した。現地メディアが報じた。

  • 画像はイメージ(WikimediaCommonsより)
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現場は有名な観光地だった

   ジノ選手は2017年3月16日(現地時間)、モザンビークを流れるザンビア川のまわりをジョギングしていたところ、クールダウンのため川に手をいれると全長約5メートルのワニが急に川から飛び出してきた。

   その後、ギノ選手の腰に噛みつきそのまま水中に引きずり込んだという。ザンビア川では同様の事件がたびたび起こっており、「食べられてしまった」と見る向きが強い。ジノ選手の遺体はまだ発見されていない。

   所属クラブは17日にフェイスブックで、

「彼は19歳と将来有望だった。(略)彼の家族に心からの哀悼の意を表します」

と追悼文を寄せた。

   ザンベジ川は、ザンビアやジンバブエなど6つの国を流れる河川。全長約3000キロと、アフリカ大陸で4番目の長さを誇る。

   川の途中に、世界三大瀑布(ばくふ)の一つでユネスコの世界遺産にも登録されている「ヴィクトリアの滝」があり、日本でも人気の観光地だ。大手旅行会社でも「ザンベジ川のクルーズツアー」を販売しているところは多い。