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「亜熱帯ニッポン」の必需品かも 携帯型クーラー「ゼロヒート」で熱中症を防げ!

   地球の気候変動により年々気温が上昇している日本の夏。誰でも条件次第で熱中症にかかる危険性がある。とくに通気性の悪い作業着を着用して、汗だくになりながら作業する人は命がけといっていい。

   カワハラ技研の「ZERO HEAT(ゼロヒート)」は、高温多湿の空気を吸い込んで、乾いた低温の空気を吐き出してくれる、携帯型の空気循環冷却装置(モバイルクーラー)だ。

  • カワハラ技研のモバイルクーラー「ZERO HEAT(ゼロヒート)」
    カワハラ技研のモバイルクーラー「ZERO HEAT(ゼロヒート)」
  • カワハラ技研のモバイルクーラー「ZERO HEAT(ゼロヒート)」

2リットルのペットボトルとほぼ同じ

   「ZERO HEAT」は、Tシャツや下着の上からショルダーベルトとウエストベルトで装着し、さらにその上からジャンパーや作業着の上着を着用して使用する。電源のスイッチを入れた瞬間から、冷風が上着の中を循環して速効冷却。付属チューブで局所冷却も可能だ。

   冷却機能の要となるのが「冷却体」と呼ばれるパーツで、使用前に冷凍庫で冷やしておく必要がある。商品には冷却体が2個付いており、「ZERO HEAT」で使用するのは1個。実際の利用シーンでは交互に使える。

   サイズは全長249ミリ、全幅200ミリ。また本体、冷却体、ベルト、エアチューブを含む重量は約2.16キロ。これは2リットルのペットボトル1本分とほとんど変わらない。

   バッテリーの充電時間は約90分。長時間使用する場合、バッテリーは4時間ごとに交換または充電することが推奨されている。

   「ZERO HEAT」は、東日本大震災の事後の終息のため、防護服を着用して除染作業をする人たちの生の声から生まれたが、交通誘導員、工事現場・工場・倉庫の作業員、農家、調理士、宅配業者――と、厳しい暑さの中で活動するすべての人のためのアイテムだ。

   カワハラ技研によれば、価格は「外税で10万円弱」とのこと。商品の詳細や購入方法は同社特設ページまで。