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コインチェック騒動直後に「仮想通貨アンケート」 関心が高い年齢層は?

   大手仮想通貨取引所「コインチェック」で2018年1月26日、仮想通貨「NEM」約580億円分が不正に引き出された問題は、記憶に新しい。

   「TSUTAYA」の運営を中心としたエンタテインメント事業を行っている「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」は、この事件の直後にあたる1月26日~31日、仮想通貨に関するアンケート調査を実施し、結果を2月15日に発表した。仮想通貨への興味・関心は、年齢によって違いがあることがわかった。

  • 若い世代も関心を寄せる「仮想通貨」 (画像はイメージ)
    若い世代も関心を寄せる「仮想通貨」 (画像はイメージ)
  • 若い世代も関心を寄せる「仮想通貨」 (画像はイメージ)
  • 仮想通貨への関心
  • 仮想通貨を購入したいか
  • 今後、仮想通貨は一般的になると思うか

50~60代の約半数が「まったく興味なし」

   調査の対象は、CCCのポイントカード「Tカード」を利用している20~69歳の男女1501人。

   「仮想通貨」に対してどのくらいの興味・関心があるかについて、「とてもある」「少しある」と回答をした人が32.5%となり、その中でも20代の男性では43.5%が仮想通貨に興味・関心ありとの結果が出た。

   一方で、50~60代では45.6%が仮想通貨への興味・関心が「まったくない」と回答となり、「仮想通貨」は若い層、特に男性に興味・関心の意向が高いことが示された。

4人に1人は購入意欲あるが、一般的になるかを問われると...

   また、仮想通貨の購入意向についての質問では、「既に購入している」と回答をした人は2.9%、「今まで購入していないが、今後購入したい」は25.2%という結果に。

   一方で「今まで購入していないし、今後も購入したいと思わない」と回答をした人は71.8%となった。コインチェック問題があったものの、4人に1人は仮想通貨への購入意向があるようだ。

   今後「仮想通貨」が一般的なものとなるかどうかの問いに対しては、「一般的な通貨になると思う」と回答をした人は17.2%にとどまった。

   「一時的に流行しているだけで、一般的にはならないと思う」と回答をした人が67.0%、また「流行していないと思うし、全く一般的にならないと思う」と回答をした人は15.8%と、「仮想通貨」が一般的にならないと思っている人が8割以上という結果になった。