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マウスピース矯正と裏側矯正体験記 「歯が命」の女の子は必読です!

   メイクとともに重要視されるようになった、「歯」。インスタを見てもわかるように、ホワイトニングやセラミック治療など、歯を美しくするためにエステ感覚で審美歯科に通うギャルもここ数年でかなり急増しました。

   ちなみに私も歯の治療が大好きな一人。オフィスホワイトニングやホームホワイトニングで白い歯を維持したり、ステインや歯石をクリーニングしたり、また、近年人気の「マウスピース矯正」や「裏側矯正」するなど、歯のお手入れには余念がありません。

   そこで今回は、実際にやってみた筆者が思う「マウスピース矯正」と「裏側矯正」のメリット・デメリットを徹底紹介。これから矯正で歯を綺麗にしたいと思う人、必見ですよ!

  • 歯のお手入れ、大切です
    歯のお手入れ、大切です
  • 歯のお手入れ、大切です

食事の前は外せるけど、デートでは気をつけて

   まずは「マウスピース矯正」のメリットがこちら!

【マウスピース矯正のメリット1】

   矯正は「ブラケット」という器具を歯に付けてワイヤーを通すのが一般的な方法ですが、マウスピース矯正は透明のため、何よりも目立たないのが特徴です!矯正はしたくても目立つのが嫌だと思い断念していた人は、マウスピース矯正なら口を開けても問題ありません。

【マウスピース矯正のメリット2】

   マウスピース矯正は、食事の際に外すことが出来ます。ブラケットが付いた表側矯正や裏側矯正とは違い、食事の時と歯を磨く時には一時的に取ることが出来るので、自分の歯でダイレクトに食事をしたり、磨けたりして不快感がないのも特徴です。

【マウスピース矯正のメリット3】

   マウスピース矯正は基本的に約2週間に1度、自分自身で新しいマウスピースに付け替えていくので、約2~3か月に1度だけ通院し(歯医者にもよる)、歯の状態やクリーニングをすれば問題ないです。これなら多忙な方、遠方から通院する方も負担が軽減されますよね。

   ではデメリットは何なのでしょう?それがこちら!

【マウスピース矯正のデメリット1】

   食事や歯磨きの際に、取り外すことがメリットのマウスピース矯正ではありますが、取り外すタイミングが重要です(笑)。男性と食事デートをしている際に目の前で取り外す行為をしたら、きっと驚かれること間違いなしです。また、唾液で糸を引いてしまうこともあるのでそれを見られた際には、その後のデートが気まずい雰囲気になることも...。

【マウスピース矯正のデメリット2】

   食事を食べ終わったら、再びマウスピースを付けることになりますが、その時に毎回、歯磨きが必要になります。それとともに、マウスピースも洗わないといけないので細かい作業が苦手な人は嫌気がさすことも...。また、マウスピースにも汚れが付着することから、定期的に洗浄剤を使って洗うような手入れが必要になります。

【マウスピース矯正のデメリット3】

   食事や歯磨き以外の時間はずっと装着しないといけないことから、突然「キス」しないといけないシチュエーションになると、どうしてもマウスピースがあることでかなり気まずいキスになることも...(笑)。そういうシチュエーションになることが予想出来る際は、ちょっとだけ事前にマウスピースを取り外しておくことをオススメします。(但し、用が済んだら直ぐ装着マストです!)

目立たないけど食べ物が詰まりまくり

   続いては「裏側矯正」のメリットついてお送りします!

【裏側矯正のメリット1】

   マウスピース矯正と同様に裏側矯正も目立たないので、他人の視線を気にせず矯正治療が出来ます。また、マウスピース矯正では、人によって歯の移動を助けるためのアタッチメントと呼ばれる小さい突起を付けることがあるので、人によっては若干目立つことも...。筆者はその突起が前歯2本に付いてしまったこともあり、何となくその2本だけが目立った気がしたので、見た目だけで言えば裏側矯正の方が個人的にはオススメです。

【裏側矯正のメリット2】

   個人的な印象にもなりますが、マウスピース矯正よりも歯の動きが早いようにも思えました。また、1か月に1度通院し、ワイヤーの調整を行いながら歯の移動をコントロールするのですが、その時に先生と相談しながら好きな自分のデザインにすることも可能です。私は理想的な歯並びがあったことから、自分の歯の状況を見ながら作り上げました。

【裏側矯正のメリット3】

   歯の裏側は、いつも唾液で充満していることで自然殺菌が出来ることから虫歯になりにくいとも言われています。私は約1年、裏側矯正をしていましたが1度も虫歯にならずにすんだぐらいです。

   「裏側矯正」の気になるデメリットがこちら!

【裏側矯正のデメリット1】

   食事の際、とにかく物が詰まってしまうのが1番のデメリットです。特にゴボウなどの繊維質を食べた時には、THE END...。詰まりまくって悲惨なことになります。また、最初は慣れないことで物が食べづらいのはもちろん、物の詰まり具合によっては、「つまようじ」とお友達になることも...。その他には、人によっては舌の形が原因で「口内炎」もかなり出来てしまうようです。筆者は1度もならなかったので人それぞれですが...。

【裏側矯正のデメリット2】

   マウスピース矯正とは違い、ワイヤーの調整が必要になることから必ず1か月に1度は通院しないといけないのも少し面倒なところです...。またその際に、調整料として約5000円取られるのはもちろん、裏側矯正の費用として高いところでは100万円以上しますから、常にお財布の状況を確認しながらいけないのもデメリットの1つかもしれません...。

【裏側矯正のデメリット3】

   常に器具が付いていることから、マウスピースで実施する「ホームホワイトニング」が出来なくなります。常に歯を綺麗に白くしていたいですが、自身で行うのは不可能になります。また、マウスピース矯正ではマウスピースを外せば問題なかった「キス」が、今度は常に器具が付いていることで時には凶器になることも...。自分で取り外すことが出来ないので、そういうシチュエーションになる際には前もって彼に申告しておくのが良さそうです。

歯が美しいと自分に自信が持てた

   以上、実際にやってみた筆者が感じた「マウスピース矯正」と「裏側矯正」のメリット・デメリットはいかがですか?

   ちなみに2つの矯正に共通して言えることは、どちらも「滑舌」が悪くなってしまい、最初はどうしても舌足らずになってしまうことです。もちろんどちらも慣れれば、問題なく喋れるようになりますが、最初はそこに苦戦してしまう人も多くいるようです。

   また、それぞれ矯正が終了してからも、歯の後戻りを避けるための装置「リテーナー」を最初の約1年間は、食事・歯磨き以外の時間は付けなければならず、常に歯のことを考えながらの生活になります。

   それらを考えると、歯を綺麗にすることでさえ億劫になってしまいそうですが、約7か月のマウスピース矯正と、約1年の裏側矯正をして思うことは、こんなにも歯が綺麗だと自分の自信にも繋がっていくと思いました。

   一度矯正をしてしまうと、歯のことを考える生活がかなり長く続きますが、私はどちらの矯正もして本当によかったと思っています!

   ただ総合的にオススメなのは、裏側矯正ですかね!是非参考にしてみてください。

grp編集長・安部舞紗