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引退表明の巨人・脇谷が代打で登場 ファン期待の打席に相手は驚きの戦術

   プロ野球・イースタンリーグの巨人対日本ハム戦が2018年9月28日に行われ、今季限りで現役引退を表明していた日本ハム・矢野謙次選手(38)が劇的な逆転3ランホームランを放った。

   同じく今季でユニホームを脱ぐ巨人・脇谷亮太選手(36)も代打で出場したが、なんと結果は「申告敬遠」......。

  • 脇谷選手(Wikimedia Commons)
    脇谷選手(Wikimedia Commons)
  • 脇谷選手(Wikimedia Commons)

「2軍戦で申告敬遠するかね...」

   矢野選手は2点を追う6回2死二、三塁の場面で代打出場。元同僚の戸根千明投手(25)から、左中間へ逆転3ランを放った。

   試合は4対3で日本ハムが9回までリード。巨人は最終回に同点に追いつき、なおも1死二塁の好機を作り脇谷選手を代打で起用した。ところが、申告敬遠でバットを振ることなく歩かされた。これは、守備側の監督が敬遠の意思を球審に告げることで、投球を省いて打者が四球になる制度。その後巨人が10回裏にサヨナラ勝ちを収めた。

   ツイッターでは、

「順位決まっているし しかも2軍戦で申告敬遠するかね...」
「まぁ...申告敬遠せざるを得ない状況が完璧に揃ってしまったからしょうがないのかな」

といった反応が上がっている。

   イースタンリーグは巨人が9月18日に優勝を決め、現在は"消化試合"となっている。巨人はファーム日本選手権を含み、残り3試合。1軍は5試合(CS除く)だ。脇谷選手の引退試合は28日時点で発表されていない。